2012年 12月 02日
「Leさんざ・ぷりゅ」 |
長野県佐久市春日にある、フレンチレストラン「Le・さんざ・ぷりゅ」
古民家を改造され、どこか懐かしく温かみのあるレストランです。
回りは畑に囲まれ、こちらの窓から見えるのは野沢菜畑です。
オーナーである上原シェフは、スイスの日本大使館公邸料理長、ドイツ、フランスの有名ホテルやレストランを10年修業されました。
その中には話題のピエールガニエールやフォションなども含まれるそうです。
帰国後、長年暮らしたヨーロッパに似た乾燥した空気と自然の風景、春日の高原野菜、良質な酪農畜産物、川魚や山の幸…そして人々の温かさに魅せられ、納屋レストラン「Le さんざ・ぷりゅ」が誕生したそうです。
こちらに一度行って見たかったのですが、偶然にもAちゃんのご実家から近い所にありました。
息子は仕事の都合で朝帰ってしまったので、Aちゃんとお母様と主人と私の4人でのお食事です。
私達をお迎えしていただいた後、上原シェフが目の前の畑からお料理に使うお野菜を採って来られました。
これは大粒の落花生、以前きなこママさんのブログで拝見したことがありますが、普通の3倍くらいの大きさです。少し塩味のきいた茹でたての落花生はホクホクです。
お料理は運んでこられた奥様が、一つ一つ丁寧に説明してくださいます。
蕪のスープ。
ふわっとした優しいお味が口に広がり、思わずにこり。
家でも、こんな蕪のスープが作れたらいいな~。
料理法の違う大根がおしゃれで、触感が楽しめました。
ちっちゃな鮒が可愛かった。
田螺のスープで作った玄米のリゾット。
田螺から良いお出汁が出るそうです。
小さな田螺と玄米のプチプチ感が心地よく、本当に旨みのあるお味でした。
近くでとれたものだそうですが、田螺ってこんなに美味しかったのですね~。
バターナッツ南瓜のフランとアケビの詰め物と栗の渋皮煮。
バターナッツ南瓜とはピーナツの形をした南瓜です。
茶碗蒸し風に蒸してあります。
コクがありとろんとしてほっとする美味しさです。
アケビは少し苦味があります。
お野菜のお寿司。
ここでお寿司が出てくるなんて、絶妙のタイミング♪
一番右は朝鮮人参をから揚げにしてあるものです。
二年物の朝鮮人参だそうですが、シャリっとして、とても美味しい!
この辺は、朝鮮人参の産地として有名だそうです。
つけ合わせは甘酢生姜の代わりに、ピクルス。これがまたぴったり。
平原さんの豚の低温ロースト
母豚と子供を一緒に養豚してる平原さんの豚肉は、柔らかく癖がなく肉質が極めて良いそうです。
これは3時間くらいかけてじっくりとローストしているそうです。
柔らかく本当に美味しいお肉でした。
信州サーモン
信州サーモンは、あっさりしていて臭みもなく身は柔らかです。
きのこたっぷりのソースとパリッとした皮も美味しく、たまりません。
ゆっくり時間をかけてお料理が運ばれてくるので、すでにお腹は限界でした。
途中で奥様が暖炉に火を入れてくださいました。
これは自家製のジンジャーエール。
一口飲んだだけで体がポッと温まる、いかにも体に良さそうなジンジャーエールです。
こちらは紅玉の酸味と甘さがぎゅっと詰まったリンゴジュースです。
お腹がいっぱいでも出てくれば頂いてしまいます^^;
近くの牧場の牛乳で作った濃厚なプリン♪
渋皮煮の入ったチョコレートケーキ♪
2時間もかけて、こんなに沢山のお料理を・・・改めて見るとすごい量ですね。
フレンチといってもあっさりと、何よりもすべて美味しかったのでどんどん頂いてしまいました。
雄大な山の景色に癒され、美味しいもの満載の素晴らしい信州の秋を楽しんで参りました。
ご覧いただきありがとうございました♪
by yukkolin
| 2012-12-02 16:00
| 旅行